引っ越しをする際に費用を浮かせるために自力でベッドを運ぶ人も多いと思います。
自分でベッドを運ぶのなら、分解・組立・梱包などを順序よく行い、壁・床・ベッドに傷がつかないよう慎重に動くことが大事な為、その点について記載します。
まずは事前に、やる流れと確認事項として、
- ベッドが解体可能なものなのかどうかをチェックする。
- マンションのエレベーターに入りきらなかったり、扉や廊下から搬出・搬入できなかったりすることもあるので事前に寸法を測っておく。
- ネジなどの細かな部品を収納するケースや袋を用意して、ベッド解体に必要な工具なども準備しておく。
(可能であれば部位ごとに袋を分けておくと後々組立をする際に楽だと思います。
ベッドの解体・組み立てに必要な主な工具は、ドライバーや六角レンチがメインになり、これらはホームセンターや100円ショップでも購入できるものです。) - 組み立てが難しい種類のベッドであれば、スマホやカメラなどで完成状態の写真を撮影しておく。
実際に引っ越し業者に依頼した場合も、このような流れで運搬するケースがほとんどです。
ベッドフレームよりも大きさで問題となるのがマットレスで、自家用車では運べず、車をレンタルする場合の参考目安としては、
軽トラの荷台幅は、縦が1940mm、幅が1380mm~1450mmとなっています。
マットレスの大きさは、どのサイズでも長さは1950mmですが、
横幅は、シングルで1000mm、セミダブルが1200mm、ダブルが1400mm、キングで1800mmです。
(※画像では、木枠部分も入っていますが、サイズはマットレス本体のみのサイズです。)
よって軽トラをレンタルする場合は、ダブルベッドまでのマットレスがギリギリ入るぐらいのサイズとなります。
事前に寸法確認が必要ですが、無理な場合は2tクラスをレンタルして下さい。
2tトラックには、箱型となるバンボディトラックや、箱なしの平ボディタイプのトラックがあります。
もし、軽トラや平ボディトラックで引越す場合は、雨よけが付いていない為、荷物にシートを掛けることも必要です。
費用は、1日当たり軽トラで8000円~10000円、2tで15000円~20000円程度が相場になります。
県外引越しの場合は、乗り捨て制度もある事も忘れずに。
(また、現在は折り畳み式のマットレスも販売されているので、無理に運ばず新居先で新たに購入する事も視野に入れて下さい。)
荷台への積み方としては、
例えば、軽トラで寝かせては積めず、立てる場合はこのように積んで下さい。
マットレスの梱包は、プチプチを一周させたり、古毛布で覆ったりした後に、ブルーシートをかけてから積むようにして下さい。
積載後はロープで縛らないと、走行中にフアフアし、安心して運転できませんのでしっかり南京結びで固定しましょう!
もし、他にも運ぶ荷物がある場合は、上部にマットレスを乗せて運びます。
こちらも同様ですが、マットレスは梱包するか、下にダンボールや毛布を敷いて、最後にブルーシートを掛けてロープで縛りましょう。
荷物の下にマットレスを敷いたり、そのままロープを縛ったりすると、マットレスが傷みますので注意して下さい。
また、引越し当日が雨天になる場合は、可能であれば日程をずらす事も検討して下さい。
無事、搬入出来たら、後は床を傷つけないように古毛布やブルーシートを敷いて組み立てて終了です。
重く持ち運べないベッドの場合は、運ぶ先へ先へと毛布を敷いて、その上を転がしたり押すようにして運んでいくと上手く運べます。
ここまでやる事が多く手間もかかる自力での引越しを考える前にまずは業者の料金も併せて見てみましょう!
(肝心なのは運搬料金なので、安いところがあれば無理せず一任してしまって下さい。)
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