ウォーターベッドの引越しをする場合、引越し業者に依頼することもできますが、販売店に依頼すると請け負ってくれる場合があります。
(※クイーンサイズで700kgを超え、シングルタイプでも200kgを超えるため、新居先が2階以上の設置には注意して下さい。また、移動時は水抜き必須です。)
仮に、専門店でウォーターベッドの引越しを依頼した場合、
大体どのくらいの料金がかかるのかと言うと、相場は幅広く3万円~10万円前後です。
ただし、この料金には引越しによる
- 解体と設置、
- 水抜き解体、
- 注水とセッティング、
- 水の量を調整する、
- 防腐剤を入れる、(1年に1回に注入必須のため、設置時に一緒に行う)
- 空気を抜く、
- ヒーターの温度を調整する
と言う作業がすべて含まれております。
(※購入した店舗での対応が多いため、まずはそこに問い合わせて、そこでは無理な場合は同じメーカーを取り扱う店舗にお問い合わせしてみましょう。)
ただ、作業の工程を調べた感じでは自分たちででも出来るのではないのかと思います。
水抜きは、時間はかかりますが、ホースでも給水ポンプでも抜けます。
ホースの先端(水を出す方)をウォーターベッドより下の位置にして、先端から空気が漏れないように指で抑える事で水が次第に抜けていきます。いわゆるサイフォンの原理です。
1度水が出てしまえば最後まで抜けます。もし抜けない場合は、ホースを軽く吸って空気を抜いて見て下さい。
もしくは、ホースを入れてウォーターベッド本体に圧を掛けて人力で抜いて行く方法もあります。
難しい場合は、マジックポンプという水抜きと水入れのオリジナルグッズも発売されています。
設置後の注入は、ホースで注水すれば問題ないでしょう。
また、注水後の空気を抜く際には、アマゾンで専用の空気抜き工具(エアブリーダー)が1000円程度で販売されています。
水抜き、注水の知識を持った専門店に任すのが一番ですが、通販で購入したなど、ウォーターベッド取扱店が近所にない場合は引越し業者に頼ってみましょう。
引越し業者は基本運搬のみですが、横のつながりで解体から設置まで行える下請けがある場合もあるため一度お尋ねください。
(専門店に水抜きを依頼する場合は、引越し日の前日までに作業を完了してもらって下さい。)
最終的には処分に付いても考えてみて下さい。
ウォーターベッドの寿命は5年から10年程度となり、素材が硬化する事でクラックが入り水漏れの原因となります。
耐用年数を超えていたり、メンテナンスが大変という方は思い切って処分する事も視野に入れて下さい。
水を抜かないと運べない為、水抜きは必須ですが、その後は自治体の粗大ごみとして出せないか各自治体にお尋ねください。