ベッドの破損

 

引越し後にベッドが破損していた場合は、荷物事故は業者側の責任になりますので弁償等を含めしっかり対応して頂きたいものですが、気が付いた時にどのような対処法をとれば良いのでしょうか。

 

まず対処法として重要なのは、月並みですが転居後すぐに荷物の確認を行い、問題があればすぐに業者に連絡を入れることで、受け取り日から時間を置かず、すぐに連絡しましょう。

 

こうした荷物事故についての保証は引越し約款でも期限が定められているのが一般的で、受け取り日から3ヶ月以内と規定されています。

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この期限を過ぎてからの申告では、作業と破損の因果関係が立証しづらいため補償の対象外にされる事になり、保証金を受け取れなく恐れがありますので注意が必要です。

 

またベッドの傷が確認され補償の適用が受けられる場合にひとつポイントになるのは、保証金の限度額は引越し保険の場合、最大で1000万円までとなっています。

 

しかし、購入時の金額が全て賄われる訳ではなく、その時々の時価が補償額にあてはめられますので、基本的に全額補償になりません。

 

もしくは、修理代金としての相当額となります。

 

破損後の業者の対応

 

また、時価計算では減額される範囲が広くなりますので新たに同一の商品を購入する事は難しく、少しでも補償額を上げてくれるよう交渉することも引越し後に傷や故障があった場合の対処法として重要です。

 

ただその際には業者側にも社内規定がありますので、感情的にならずあまり無理な交渉を行なわないよう上手な話し合いが求められます。

 

事後になってしまいますが、誤魔化されない防止策として特に大型家具や家電などの確認は、転居の当日に作業員が梱包を解く際に立ち会うことが重要です。

 

引越しではベッドを始めとして大型家具がいくつかあるかと思われますが、いずれも梱包に立会いその場で確認すると責任の所在が分かりやすい点で大きなメリットがあります。