料金が安い事で知られている赤帽でも、ベッドや冷蔵庫などの大型の荷物だけを運んでもらうことは出来ます。

 

赤帽

ただし、赤帽を利用してお得になるのは近距離の引越しの場合です。

 

5キロ以内の短距離の引越しの場合には、赤帽が圧倒的に安いですが、中距離・長距離の引越しの場合には、反対に高額にある可能性が高いです。

 

大手とは異なり、高速代が帰路分までかかる事があるため、どうしても、長距離の場合で赤帽を利用したい場合は※帰り便を活用する方法あります。

(帰り便は、長距離輸送の帰り路に、荷物を積んで帰るという方法です。詳しくは「赤帽帰り便」で空きがあるか検索して下さい。)

 

赤帽は近距離に強い!

 

また赤帽の料金は、作業時間が2時間以内かつ20kmまでで5000円弱となり、超過した分は追加料金が必要になります。

※厳密には、距離制運賃、時間制運賃、引越し運賃の3つで計算されます。

 

 

ここで注意したいのが、赤帽は引越し専門の業者ではないと言うことです。

 

引越しサービスも請け負っているものの、専門ではないので、原則トラック一台とドライバー一名によるサービスになります。

 

赤帽はスタッフ1名と軽トラ1台

 

引越し業者の場合には、最低でも作業員は2名いますが、その人件費が浮く分、赤帽が安くなります。

 

また、赤帽に依頼をする場合には、作業員1名なので、大型家電やベッドなどは積み下ろしが出来ないので、作業の手伝いなどが必要になります。

(※ベッドのみであればマットレスの荷造りや、必要な個所の養生、また玄関口までの配送では無いかの確認も必要です。)

 

養生と梱包の確認

 

引越し業者のように、全てお任せすることが出来ないことも知っておきましょう。

(最近では赤帽の営業所により、2tトラックを準備出来たり、作業2人以上を手配できるところもありますので事前見積もりは必要です。)

 

詰める荷物量ですが、基本的に軽トラックを利用するため積載量が決まっており、最大350キロとなっています。

 

軽トラックの荷台サイズ

 

このサイズであればシングルベッドなら余裕で入り、他にも冷蔵庫や食器棚、机やイス、エアコン、食器棚、他にダンボールは10個くらいは積み込めるので、単身の近場引越しなら赤帽で十分です。

 

荷物に対する保証も、他の引越し業者と同様に、貨物保険に入っているので、万が一の場合には、補償を受けることもできます。

 

赤帽は基本的に地域密着の運送業者なので、遠方への移動は想定されていません。

 

高速道路を利用すれば、高速料金などがそのまま上乗せされますから、赤帽での遠方への引越しはおすすめできません。

よって、近距離の引越しで、ベッドや大型家電、家具だけの引越し、単身の引越しであれば、大手の引越し業者に依頼するよりも、赤帽の方が圧倒的に安くなりますが、上記の点を考慮した上で一括見積もりで料金を比較してみましょう。

(また、上記の一括見積もりサービスで赤帽が参加しているのは『ライフル見積もり』だけとなっています。)

赤帽だけでも料金は比較しよう!

 

赤帽は、フランチャイズのようなイメージで各社が個人事業主として営業を行っています。

 

そのため、引越し作業に強い・弱いなど得手・不得手があるので同じ赤帽でも料金やサービス内容は比較する事を推奨します。

 

東京都内だけでも赤帽の営業所は70社近くも存在しています。